2012年5月19日 (土)

江戸検メルマガ 第41号 あなたの江戸力は?実力診断が始まりました!

◎江戸楽講座も受付中

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実力診断はじまりました

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本検定に先駆けて、昨年も好評いただきました通信添削模擬試験「自宅でやろう!江戸検 実力診断」を本年も実施致します。今回からはパソコン上でも受検できるようになりました!

安心の郵送受検か手軽なパソコン受検か…。

申込方法・申込締切・受検料等が異なりますので、お申し込みの際には、要項をしっかりご確認ください。

 

★★本日の問題★★

天明3年(1783)、ある山が噴火して気候の変動をもたらし、それが一因となって天明の飢饉が起こりました。その山は次のどれでしょう?

 

い)浅間山

ろ)会津磐梯山

は)富士山

に)阿蘇山

 

解答解説はこのメルマガの最後にて。

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江戸楽講座も受付中

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7月からは「江戸楽アカデミー」講座が始まります。

特別講演会…3コース

テーマ別「徳川将軍15代」…6コース

ジャンル別…12コース

江戸通史3日間…1コース

テキスト非準拠問題対策(1・2級)4日間…2コース

テキスト解説講座(1・2級)10日間…1級=3コース/2級=2コース

第1期は6月11日まで受け付けております。

なお締切後、定員を超えた場合は抽選により受講者を決定します。

 

■■編集後記■■

5月21日は金環日食ですね。江戸時代の天文と言えば、渋川春海。

今年は、安井算哲(後の渋川春海)を主人公にした『天地明察』映画版の公開や5月22日開業の東京スカイツリーのスカイツリータウン内プラネタリウム「天空」では江戸の町並みが再現した映像が上映されたりと江戸と天文のコラボレーションが楽しめそうです。

余談ですが、6月6日には午前7時10分頃から午後1時47分頃まで「金星の太陽面通過」という天体現象が見られるようです。

次回は105年後といいますから、金環日食を鑑賞の後には、こちらにも日食グラスを活用し、観測してはいかがでしょうか。

 

☆☆本日の解答解説☆☆

い)浅間山

浅間山の大噴火は大量の噴出物(総量10億トンと推定)を出し、世界的な異常気象をもたらしたともいわれています。

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2012年4月27日 (金)

GW!1級合格者が、ラジオ、イベントに大活躍!

みなさん、取り方によっては9連休にもなるゴールデンウィーク、ご計画はいかがですか?
さて、そんなに休めないよ~、とか、とりあえず決まってないよ~、という方、江戸検からお楽しみ情報です。

①まずは、最年少合格者の「お江戸ル」ほーりーこと堀口茉純さんが、二つの局に出演します。

『TOKUGAWA15』の出版でいまやテレビ、舞台で大活躍中の堀口さんが語る、あつ~い江戸愛が注目です。

5月2日(水)はTOKYO FMの「坂本美雨のディアフレンズ」(11:00~11:30)。
JFN全国38局に流れます。

堀口さんがナビゲートしているフェイスブック「お江戸、いいね!」内のコンテンツに坂本美雨さんがチャレンジしたり、堀口さんの「LOVEの形」について語りあいます。

小学3年生から高校卒業までの期間はニューヨークで暮らしていた坂本さんへ、堀口さんの江戸愛が伝わるのか!?見所です。


翌5月3日(木)はNHKラジオ第一の人気番組
歴史エンターテインメント DJ日本史」時間は21:05~23:00。

歴史好きの、歴史好きによる、ラジオ番組。堀口さんがタレントの松村邦洋さんと出演します。

今回のテーマが「将軍」ということで、SGN(=将軍)48が結成され、事前に選抜された将軍10人。その中から「理想のリーダー」を選ぶ総選挙がDJ日本史のウェブサイトで現在、期日前投票を受付中です。

2時間生放送なので、どんな番組になるか楽しみです。
番組サイトは下記です。チェックしてみて下さい。

http://www.nhk.or.jp/radiosp/dj-nihonshi/

 

②次は1級合格者たちが関わるイベントの情報です。

大江戸散歩~『日だまりの樹』の世界~
日 時/5月3日(木)~5日(土)9:30~15:00

ニューオータニの江戸の名所旧跡を巡る人気の散策ツアー「大江戸散歩」。

各コースとも1級合格者のナビゲートで、手塚治虫原作『陽だまりの樹』ゆかりの地を巡ります。
『陽だまりの樹』はいまNHKBSで毎週金曜日20時から放送していて、時代劇フアンにはたまりませんね。
散策後はオリジナルの江戸御膳をお楽しみください。

コースは、原作をご存知の方もそうでない方もお楽しみいただける内容です。

料金/宿泊の方…1名
8,000円・外来の方…1名 8,500円

 

定員/各日26名(予定)

コース/

3日【小石川コース】小石川の邂逅-良庵と万二郎

4日【江戸城・神田コース】激動の時代と近代医学の夜明け

5日【麻布・三田コース】良庵と万二郎が出会った人々

コースは予告なく変更させていただく場合がございます。

※雨天は決行ですが、荒天時には中止とします。

※事前予約制

ご予約・お問合せは、ホテルニューオータニ内「東京トラベルビューロー」03-3230-0030へご連絡ください。

どうかみなさん、楽しいゴールデンウィークを満喫して下さい。      明恵

2012年4月 4日 (水)

江戸検メルマガ第40号 第7回江戸検実施日が決定!

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速報!第7回江戸検
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本年の江戸文化歴史検定、実施日が決まりました!!
試験日:平成24年10月28日(日)
試験会場:明治大学駿河台校舎
その他の詳細も決まり次第、お知らせ致します。
そして、受検申込パンフレットは5月上旬に配布開始を予定しております。
もう暫くお待ちください。

★★本日の問題★★ 第1回3級―80
徳川家康が江戸に幕府を開いてから約100年後、江戸では松尾芭蕉や菱川師宣らが、上方では井原西鶴や近松門左衛門らが活躍し、新しい文化が花開きました。この時代の文化を何というでしょう?

い)北山文化
ろ)桃山文化
は)寛永文化
に)元禄文化

解答解説はこのメルマガの最後にて。

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1級合格者がTV出演
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NHKで放送されている「ブラタモリ」。ご覧になったことはありますか?
昼の顔でおなじみのタモリさんが古地図を持って街を歩き、時空の向こうへと旅する気分になれる人気番組で、現在は第3シリーズです。
スペシャルテーマ「江戸の食」で、1級合格者・一級建築士で画家の木下栄三さんが五穀の神様でもあるお稲荷さん探訪のガイドを務めます。
ひとつのコーナーですので放送時間は短いですが、是非ご覧ください!

放送日時:4月5日(木)午後10:00~11:13 ≪NHK総合≫

■■編集後記■■
4月は街中や駅などで新学生や新社会人の初々しい姿が目を引きます。
総務省統計局によると、転入超過の市町村割合が最も高いのは東京都で、年齢別移動者数は22歳が多いとの公表(平成22年集計)にも納得。
これから生活にときめいている様子を見ていると、何か新しいことを始めてみたくなりませんか?
寒かった冬に耐え、やっと来た春です。楽しみましょう!

☆☆本日の解答解説☆☆
に)元禄文化
平和な安定した時代が続くと都市の経済はめざましく発展しました。
こうした社会情勢の下、さまざまな分野で芸術が花開き、経済と文化の先進地・上方を中心に発展したこの文化を、元号を冠して「元禄文化」と呼んでいます。
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2012年3月30日 (金)

1級合格者第2期の木下さんがブラタモリに出演します

第2期の1級合格者、木下栄三さんが、4月5日(木曜)のNHKテレビの人気番組、ブラタモリに出演します。

木下さんは1級建築士にして画家という才能を活かし、城や橋など過去の遺跡を元に建造物を復元した絵図を数多く描いています。

この回のテーマは「江戸の食」。お稲荷さんは「食」の神様でもありますから、木下さんが描いた『新版 神田向横丁の稲荷絵地図雙六』を使いながら、神田のお稲荷さんを探訪するそうです。

出演時間は約4分だそうですが、木下さんのマシンガントークが見られるか?!是非ご注目下さい。

2012年3月 6日 (火)

1級合格者の講座が始まります

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●受講募集開始!

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昨年秋から始まりまった文京学院大学生涯学習センター「江戸検1級合格者による江戸講座」が、今年の春も行われます。

①講座番号Z01 第1期合格者、村上瑛二郎さんと第2期合格者、大沢正明さんによる、「江戸の大名 大名ってなんだろう」

2012年4月10日から2013年3月5日までの30日間(火曜日)継続する年間講座の中で、共通科目として、4月17日、24日、5月8日の3日間行われます。

[内容] 徳川政権の基盤ともいえた大名ですが、その格式、資産、公務などは案外知られていません。決して楽ではなかった殿様稼業の実態を探ります。
最終回は江戸城登城体験ツアーを楽しみます。

火曜日 12:30~14:00

受講料/[1年間] 12万円

②講座番号A04 第2期合格者、堀口茉純さんの「入門徳川将軍家―将軍様を大解剖!」

5月19日、26日、6月16日23日の4日間行う特別講座。

[内容] 『TOKUGAWA15』著者で、江戸検最年少合格者の堀口茉純さんが、徳川将軍15人にスポットを当て、見えそうで見えない素顔に迫ります。歴史の授業で学んだ通史とはひと味違う江戸時代史で、本年度江戸検の「今年のお題」である、「徳川将軍15代」の入門編ともいえる内容です。

土曜日 13:00~14:30

受講料/[全4回] 10,000円

詳細は下記にてご覧下さい。
http://www.ext.u-bunkyo.ac.jp/event/

また申し込みは下記です。
http://www.ext.u-bunkyo.ac.jp/application/

面白そうな講座ですね。時間がありましたら、みなさんも受講してみては如何でしょうか。

2012年3月 4日 (日)

第5期1級合格者「びらびら会」初の会合

「びらびら会」旗揚げ!
1級合格者第5期の有志の皆さんが、「びらびら会」と名をつけて旗揚げされました。
会の名前の由来は、昨年の第6回江戸検1級の問題に花簪「びらびら簪」を問う問題があったことを記念(?)し、また「さし(三、四)のあとの五(期)だから」だそうです。

3月3日、上巳の節句の日、本郷三丁目駅に37名が集合。定休日のかねやすを横目に見ながら集合場所への桜木神社に向かいます。

まずはこの日のために用意された資料を見ながら歴史ウォーキング。Photo

メンバーの一人が解説に立ちました。
江戸切り絵図には「北ノ天神」と書かれている桜木神社の由緒を確認したあと出発し、麟祥院へ。
春日局の墓に詣でました。

麟祥院のお墓はまだ昨年の震災の影響が残っていて、損傷がかなり見受けられます。春日局墓周りも石が崩れていました。

写真は墓石に穴が開いているのが特徴の春日局墓を前に解説を聞くびらびら会メンバーです。

麟祥院をあとにして次に向かったのが東大内の加賀藩前田家上屋敷庭園育徳園の心字池、通称三四郎池。

その後、赤門などキャンパス内をウォーキング。天皇陛下入院ということで、医学部周辺は警備が厳重でしたが、世話人が事前に届けを出していて、とどこおりなく活動できました。

Photo_2 お次は梅祭り客で賑わう湯島天神。江戸時代からの繁華を誇る名所ですね。

あいにく今年の寒さで梅はまだ咲き始めたばかり。屋台は繁盛しているようでしたが…。

本殿裏の枝垂れ梅もこんな程度で寂しそうでした(写真)。

白酒を一杯飲んだあとは、本日のメーンイベント、上野の懇親会の会場へ。

ほとんどが初対面ということで、簡単な自己紹介のあとは、賑やかな歓談が広がります。
様々な動機から江戸検を受験し、見事に1級合格をしたみなさん、江戸が本当に大好きなんですね。

次回の日程も決まり、びらびら会は順調な旗揚げを終了しました。(彦)

江戸検メルマガ第39号

ひなまつりスペシャル

本日は上巳の節句。幼い頃は雛人形を飾っていても、大人になると段々と出さなくなってきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、やっぱり雛道具は可愛い!それも旧家や大名家の物となれば猶のこと。
まだ間に合う全国の雛人形関連の企画展をご紹介します。

 

「長浜ゆかりのひな人形展」 3月8日まで

長浜城歴史博物館(滋賀県長浜市)

桃の節句の到来に合わせ、長浜ゆかりの雛人形や調度品を展示する企画展。大通寺に伝来する井伊直弼の七女・砂千代(さちよ)ゆかりの雛人形や雛飾り、長浜の商家四居家が所有した御殿雛などを公開します。

 

「雛祭古典人形展」 4月3日まで

本間美術館(山形県酒田市)

白巽文庫の古典人形200体をはじめ、庄内地方に伝わった貴重な各種古典人形と資料を展示し、子供たちの健やかな成長を祝います。

 

「尾張徳川家の雛まつり」 4月8日まで

徳川美術館(愛知県名古屋市)

雛段を一層豪華に演出する、多種多様な雛の「お嫁入りお道具類」。収蔵されている雛道具は、御三家筆頭の大大名にふさわしい品々です。
華やかで愛らしい、大名家ならではの雛の世界を紹介します。

 

「虎屋のお雛様」 4月8日まで

根津美術館(東京都港区)

和菓子の老舗「虎屋」の14代店主・黒川光景が娘のために誂えた雛人形は、京都の名店で誂えた典型的な明治時代中期の京雛。
一方、雛道具は江戸時代末頃に職人技を尽くして作られた小さな雛道具が蒐集されています。
この優品約300点を、6年ぶりに一堂に公開いたします。

 

「雛まつり~江戸と明治のお雛さま~」 4月10日まで

日本玩具博物館(兵庫県姫路市)

江戸時代後期から明治時代にかけて都市部で飾られた雛人形、雛道具や雛料理の食器の数々、また屏風飾り、段飾りや御殿飾りといった雛飾りを展示し、祖先が大切に育んできた雛遊びの豊かな世界を紹介します。

 

★★本日の問題★★

日本橋の十軒店は、仮設の小屋掛けの店が10軒ほど並んでいたところからつけられた名前といわれています。
上巳の節句には雛人形、端午の節句には武者人形といった具合に、十軒店といえば人形市が立った場所として、江戸市中に知られていました。
では、ここで師走に売り出されたものといえば、何でしょう?

い)おせち料理

ろ)羽子板

は)熊手

に)凧

 

■■編集後記■■

花見といえば、今も江戸時代もやっぱり桜ですが、そのほかにも日本人は季節ごとの花見が大好きでした。
私も思い返せば桜の他にも梅・菖蒲・藤・つつじ等の花見に行きましたが、桃は…無いですね…。
本日はせっかくの桃の節句ですから、桃見(?)に行きたくなりました。
東京都内の名所も知らなかったので調べてみると、近所にも紅白の源平桃が咲く小さな公園があるらしいことが分かりました。
また、はとバスでは山梨桃源郷への日帰りツアーもあるようですし、今年は花桃の花見もしたいと思います。
早く暖かくならないかなぁ。

 

☆☆本日の解答解説☆☆

ろ)羽子板

『東都歳事記』天保7年(1836)12月25日の項に「十軒店浅草茅町其他雛市の場所にて、破魔弓羽子板手鞠等商ふ」とあります。
子どもの成長を祈る儀礼として、誕生後の初正月に男児には破魔弓、女児には羽子板を送る風習がありました。

 

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2012年2月17日 (金)

江戸検メルマガ第38号

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特別表彰式&トークショー
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雪の残る1月某日、客席に今までの1級合格者達をご招待し、第6回の検定試験で優秀な成績を収められた方々を選定し、表彰する“特別表彰贈賞式”を催しました。(トピックスでもお知らせしております)

1級を過去最高記録の得点で合格された方、3級で満点を収められた方々、90歳という年齢や異国出身のハンデを超えて準1級の知識が認められた方と、様々な方がいらっしゃいました。

そして、1番会場で注目を浴びていたのが9歳(小学3年生)で3級を合格という過去最年少を記録した方です。小学1年生の頃には既に江戸時代好きだったという好奇心旺盛な少女のこれからの成長に期待です!

Photo その後の “大江戸トークショー”では、『徳川将軍15代(小学館101新書)』著/東京大学大学院教授・山本博文先生と『TOKUGAWA15(草思社)』著/お江戸ル・堀口茉純さんによる徳川将軍への熱い思いが語られました。

なかなか高レベルな話でしたが、客席のほとんどが1級合格者というだけあり、しっかりと理解しながら熱心に聞き入っている姿がとても印象的でした。

★★本日の問題★★
徳川家康が江戸入りして間もないころ、築城のために集められた人足などを相手に新しい商売が成立しました。
江戸では銭瓶橋のたもとに開業したのが最初とされるこの商売とは、何でしょう?

い)一膳飯屋
ろ)貸本屋
は)髪結床(床屋)
に)銭湯(湯屋)

解答解説はこのメルマガの最後にて。

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千代田区立日比谷図書文化館
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本年度の表彰式&トークショーは、千代田区立日比谷図書文化館内の日比谷コンベンションホールで催しました。

こちらは、1908年開館の都立日比谷図書館を千代田区に移管し、千代田区立日比谷図書文化館として2011年11月4日にリニューアルオープンした総合文化施設です。

従来の図書館を引き継ぎつつ、様々な講座やイベントを行う「カレッジ機能」や歴史や文化の情報を展示する「ミュージアム機能」が加わっており3月11日まで「文化都市千代田―江戸の中心から東京の中心へ―」開催中です。

2/18・22・29・3/7・11の各回13時からは担当学芸員による展示解説もございます。ぜひ日比谷公園へお越しの際は併せてご覧ください。
【日比谷図書文化館】http://hibiyal.jp(PC用)

■■編集後記■■
今回は日比谷図書文化館の話題のみで、遠方の方は申し訳ございません。

ところで、図書館のバックヤードツアーに参加されたことはございますか?
普段は入れない図書館の裏側では、図書館員が本を選定しているところや、古い本を修復作業中といった様子を見ることができる場合もあります。

私はJ.コンドル建築の図書館ツアーに参加したことがあり、建物の歴史も説明していただき、より一層その図書館を楽しむことができました。

実施館はあまり多くはありませんが、全国の中央図書館等で行なっているようです。
地域掲示板やホームページで紹介されていると思いますので、まだまだ寒い日が続きそうな季節、屋内で楽しめるこんな過ごし方は、いかがでしょう?

☆☆本日の解答解説☆☆
に)銭湯(湯屋)

江戸の銭湯は、天正19年(1591)夏、伊勢与一が銭瓶橋のそばに開業し、永楽銭1文で入浴させたのが最初とされています。
湯屋の看板は、古くは弓に矢をつがえた形で、これは「弓射る」と「湯に入る」をもじった洒落でした。

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2012年1月13日 (金)

江戸三十三観音巡り 第7回 心城院

Photo 第7番札所 心城院 (東京メトロ湯島駅3番出口徒歩2分)

 

【心城院由来】

 心城院は「しんじょういん」と読みます。

 心城院は、湯島天神と関係の深いお寺です。

 江戸時代は神社とお寺が一体となっていました。そのため、神社に付属して、神社の管理やお祀りをおこなうお寺が神社の境内にありました。これを別当寺といいます。

 湯島天神の場合には、喜見院という別当寺がありました。

湯島天神は、いうまでもありませんが菅原道真が祭神ですが、菅原道真は、藤原時平の讒言により 九州へ流されたとき、聖天様を篤く信仰され、冤罪がそそがれるよう聖天(大聖歓喜天・大聖歓喜自在天)様に深く祈念されたそうです。 

5代将軍綱吉の治世の元禄7(1694)年、湯島天神の別当寺であった喜見院の住職 第三世宥海大僧都が、菅原道真の信仰していた聖天様を湯島天神境内にお祀りしました。

その聖天様は比叡山から勧請したもので、慈覚大師作と伝えられています。

この聖天様は湯島の聖天さまとして、江戸っ子から篤く信仰され、有名な紀国屋文左衛門も帰依したと言われています。

江戸時代の喜見院は相当の境域があったそうですが、明治維新の神仏分離令の影響で廃寺となってしまいました。

もともと喜見院の弁天堂であった現在の心城院も廃寺の運命にあるところでしたが、運よく、その難を逃れました。そして、寺名を心城院と改め、建立当時の経緯から天台宗に属し現代にいたっているそうです。

 

 心城院は湯島天神の男坂の坂下にあります。写真正面が湯島天神の男坂で右側に幟が翻っているお寺が心城院です。Photo_3

 湯島といえば天神様ということで湯島天神を多くの人がお参りしますが、この心城院というお寺を拝観する人は少ないだろうと思います。しかし、心城院の境内は狭いながら、拝観する価値が大いにあるお寺だと思います。


【聖天様】

ここで「聖天様」について説明します。

聖天様は、歓喜天・歓喜自在天・大聖歓喜天ともいい、「しょうてん」様、「しょうでん」様と二通りで呼ばれますが「しょうでん」様のほうが正しいようです。

元々、ヒンズー教で信仰されている象頭人身のガネーシャという神様が仏教に取り入れられたものだそうです。
 大変霊験あらたかで、仏教の守護神として崇拝されています。そのため、菅原道真も聖天さまに帰依されたそうです。
 聖天様の像には単身の象頭人身の像と双身の像とがあるそうです。

しかし、聖天様は秘仏中の秘仏とされ、一般の人は絶対見られないそうです。

心城院でも聖天さま独特の修法である浴油供つまり聖天様に油を浴する修法をご住職だけで行っているとのことでした。

聖天様を祀るお寺には、シンボルとして巾着袋(砂金袋)と大根を図案化したものが多く見られます。大根は身体を丈夫にし、良縁成就、夫婦和合のお加護があるそうです。

巾着は商売繁盛を表すそうです。

Photo_4 心城院でも各所に巾着袋と大根があります。写真は外陣上の幕にも巾着袋と大根が刺繍されていました。(○写真)

 

さて、心城院の札所ご本尊さまは十一面観音様です。

お聖天さまは仏さまである十一面観世音菩薩さまが化身された神様ですので、聖天様が心城院のご本尊ですから、まさに一体となってお祀りされているといえます。

札所ご本尊さまが安置されている内陣には入れませんが、外陣に写真が掲示されていました。(○写真)Photo_5

心城院はもと喜見院の弁天堂であったため、弁財天さんもお祀りしてあります。宝珠弁財天といいます。また大黒天も祀られています。

 

【江戸時代の仏具】

心城院は、何回も発生した江戸の大火や関東大震災や東京大空襲の戦災にも幸いなことに遭いませんでした。

火災にあっていないため、仏具類は江戸時代のものがそのまま残っています。

本堂内にある花瓶、灯篭、ろうそく立て、香炉も大部分が江戸時代のものです。

Photo_6 写真の香炉には文政という年号が確かに刻まれていました。

江戸時代の仏具が残っているのは大変貴重なものです。さらに驚くのはこれが見事に磨かれていることです。 ご住職の日ごろの手入れの良さのなせる業だと思いました。

なお、堂内は原則写真撮影禁止ですが、ご住職のご配慮により撮影させていただきました。

 

【柳の井戸】

本堂の前に手水があります(○写真)が、これは「柳の井戸」と呼ばれている江戸名水の一つです。 心城院は「柳の井戸」があることから「柳井堂(りゅうせいどう)」とも呼ばれます。Photo_7

江戸時代の【紫の一本(ひともと)】という本に次のように書かれているそうです。 
 『この井は名水にして女の髪を洗えば如何ように結ばれた髪も、はらはらほぐれ、垢落ちる。気晴れて、風新柳の髪をけづると云う心にて、柳の井と名付けたり』
 この名水で髪をあらうと柳の葉が風になびくように髪がさらさらとしたということのようです。

この名水は関東大震災の時、湯島天神の境内に避難した人々の飲料水となり多くの命を守ったため、当時の東京市長から感謝状を受けたそうです。

現在、水はポンプでくみ上げられていますが、保健所からも飲用してもよいとのお墨付きをもらっているとのことで飲むことができます。実際に飲んでみるとまろやかな味がしました。

保健所から水が飲めると言うお墨付きをもらえるのは現在ではまれなことでます。

 

Photo_9 また境内の弁財天放生池は今は小さな池となっています。(○写真)

しかし、江戸時代の江戸砂子という本に
 江戸砂子に言う、此所の池は長井実盛(後に斉藤別当実盛になる)庭前の池と伝ふ。

 昔は余程の池なりしを近世其の形のみ少しばかり残りたり。
と記され、昔はかなり大きな池だったようです。

昔から病気平癒などの祈願に縁起の良い亀を池に放したため、「亀の子寺」として親しまれていました。 しかし、最近、池を改修して以降は亀がうまく育たなくなってしまったそうです。

●夢見る獏のブログ『気ままに江戸♪ 散歩・味・読書の記録』も合わせてご覧下さい。

http://wheatbaku.exblog.jp/

 

 

 

 

 

2011年12月26日 (月)

江戸検メルマガ第37号

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採点通知の発送
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10月30日にご受検いただいた皆様、ありがとうございました。
「採点通知」を発送致しましたので、近日中にはお手元に届くかと思います。
ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。

★★本日の問題★★
徳川将軍家は源氏の子孫と称していました。そのため、源氏の氏神にもあつい信仰があったといわれています。
では、次のうち源氏の氏神を祀った神社はどれでしょう?

い)亀戸天神
ろ)神田明神
は)富岡八幡宮
に)日光東照宮

解答解説はこのメルマガの最後にて。

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速報!今年のお題の発表
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第7回(平成24年秋予定)江戸文化歴史検定の“今年のお題”が決まりました!!

「徳川将軍15代~最高統治者の個性で読み解く264年」

徳川将軍15代の生涯を見なおし、政治経済や文化等がどのように変化し、成長していったのかを考えます。
参考書籍は小学館101新書『徳川将軍15代-264年の血脈と抗争(』山本博文 著)です。
ぜひ、書店で手にとってご覧ください。

■■編集後記■■
師走です。2011年も残り15日ですが、どんな1年でしたか?
今年の漢字「絆」、絆の持つ力・大切さに気づくことができた年になったという方も
少数ではないのでしょうか?
嬉しい時も辛い時も、人との繋がりがあります。過去と未来も繋がっています。
「江戸時代の文化・歴史・生活などを知り、今日に役立て、未来へ継承する」
という江戸検開始当初からの事業目的。その心意を日常にも反映していけるよう
今後も心がけていきたいと思います。

☆☆本日の解答解説☆☆
は)富岡八幡宮
徳川の祖先とされる、天皇家の血を引く源氏「清和源氏」が八幡神を氏神と仰いでいたため、徳川将軍家は八幡神を尊崇していました。
寛永4年(1627)創建の富岡八幡宮は代々の将軍の庇護を受け、広大な社地を有した江戸第一の八幡宮でした。

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